パニック障害とは、特に身体の病気がないのに突然、動悸・呼吸困難・めまいなどの発作を(パニック発作)を繰り返し、そのため発作への不安がまして外出などが制限される病気の事です。
長引くと仕事ができなくなったり、うつ病にもなることがあります。
原因はあきらかになっていないようですが、体質的な異常であったり自律神経の不具合等考えられる中で、やはりストレスとの関係性も否定出来ないようです。
パートナーに悩みを抱えている人の中にはこのパニック障害までいかなくてもパニック発作を経験した事のある人が結構います。
ストレスを抱え込みやすい人がなりやすい傾向にもあるので、やはりこのブログを見てくれている方々には知っておいて欲しいと思います。
私も実際パニック障害になった経験があります。
その時の経験や、克服するまでについてもまたいずれ書きたいと思いますが、今日はまずこういう病気もあるんだという事を知ってもらえたらなと思い書きました。
なぜ知ってもらいたいかというと、まず知らない事が余計によく分からない恐怖から自分自身を追い詰めてしまい悪化するからです。
そして周りの理解を得られない事でさらに悪化してしまいます。
どんな病気にも共通して言えるのは早期発見・早期治療が理想です。
簡単に書きますが
パニック発作は突然前触れもなく、動悸・息苦しさ・めまい等の症状が出現します。
「自分がコントロールできない」
「死ぬんじゃないか」
「気が狂うのではないか」
という絶えがたい恐怖を伴うことが多いです。
発作がおきると
「何か重大な病気ではないか」
と思いますよね。
慌てて病院へ言っても病院に着いた頃には発作は治まります。
そしてパニック障害は身体の病気ではないので、いろいろな検査をしても検査値に異常はありません。
しかしその後もパニック発作はおきるため
「また発作がおきるのではないか」と過度に不安な状態になります。
これを予期不安といいます。
さらに、パニック発作が起きた場所や起きると助けが得られないような状況、たとえば渋滞中の車の中、電車やバスなどを避けるようになります。
私も一時期車や電車などの乗り物に一切乗れなくなりました。
そうなると、ひとりで外出することが困難となり、学校や会社にも行けなくなります。このような状態が広場恐怖と呼ばれます。
もちろん身体的に別の病気が潜んでいる場合もありますので診断については、勝手に自分で思い込む事ではなく専門医の診察を受けることをお勧めします。
そしてパニック障害は薬が有効なので適切な治療を受ければ解消できる可能性が高いです。
早く知り治療を始めれば治療期間も短く治癒率が高いとされています。
私はたまたま、初めて発作が起きた時に訪れた救急病院で担当してくれた医師が専門分野であったのですぐに分かりました。
その後治療のため何軒か病院を訪ねましたがその当時は
「治療は難しい、一生つきあっていかなアカンね。とりあえず対処療法しましょう」と言われ
一生こんな発作がいつ起きるか分からない状態で暮らすのかと絶望しましたが、諦めきれず病院を探しているうちに
「パニック障害は治りますよ!」
と言ってくれる医師に出会い救われました。
風邪のようにパッと治るものではありませんが、根気よく医師のいうことを聞けば改善されていく事が多いと思います。
(医師ではないので言いきれませんが)
克服するのと、しないのでは人生大きく変わります。
ぜひ知ることから始めましょう。
そして周りにパニック障害を抱え苦しんでいる人が居たら理解をしてあげて欲しいです。
※症状などは今の世の中携帯でサクサクっと検索できるので、ここでは詳細は省いています。
病気について詳しくは専門分野の方があげている記事を参考にしてください。
そしてパニック発作と似た症状には重大な病気の場合もありますので、自己判断せず必ず医師の診断をまず受けてください。