恋愛依存という言葉を聞いた事がある人は多いと思います。
恋愛依存症とは正式な病名ではないようですが、「依存症」という精神疾患の中の1つに関連しています。
依存度が高くなると精神面や身体面に影響を及ぼしてしまうのは恋愛依存でも変わらないですね。
そして不倫を繰り返す人はこの恋愛依存の人もいます。
まず、恋愛依存になりやすいタイプの人は、強い「さみしさ」や「不安」を根底に抱えていることが多いです。
幼少期に受けた親からの愛情不足等がトラウマとなり影響しているようです。
自己肯定感の欠如や強いネガティブな思考がよく見られ、普通の人間関係をうまく築けない人も多いようです。
それにしても、なぜ恋愛という感情に依存してしまうのでしょうか…
実は、体の仕組みを考えると、そこには一定の論理が成り立つようです。
それが「ドーパミン(ドパミン)」という脳内物質。
「ドーパミンは脳内の“快楽物質”あるいは“脳内麻薬”ともいわれ、活性化すると強い快感や多幸感を得られます。
ドーパミンは、恋愛感情が芽生えると放出される物質としても知られています。
つまり、恋愛は脳内のドーパミンを活性化させて、爆発的な高揚感、満足感を生むのです。
ただし問題は、ドーパミンは減退までの時間が早く、高揚感が長く続かないことです。」(参考資料より引用)
どうやらドーパミンの効果は短期的なため、たとえ一度恋愛をしても満足は長く続きにくく、もっと上のものを求める耐性や、切らしたくない退薬を求め、次の恋愛また次の恋愛へとなるようですね。
軽く恋愛依存についてふれましたが、根本的治療をしないとなかなか治るものではないようです。
だからといって、不倫を許すべきではもちろんないです。
では恋愛依存の妻(夫)にはどうするべきか……
まずは自覚してもらう事が大切です。
きちんと自覚してもらうためにも、言い逃れの出来ない証拠等も必要です。
第三者(友達等ではなく)からの客観的現実を突きつける事が自覚の第1歩だと思います。
当事者2人での話合いではなかなか、そこにたどり着くのは難しいと思います。
まずは自覚して、自己肯定感を高めるれるようパートナーの方は大切である事をきちんと伝えてあげる。
その積み重ねではないかと思います。
もちろんきちんと治すには専門分野の先生の力を借りる事も時には必要だと思います。