探偵社や興信所に浮気調査を依頼すると、調査終了後にほとんどの場合、調査報告書を受け取れます。

報告書は探偵社や興信所により様々です。

調査報告書を見る機会など当然あまりないので、どういったものが渡されるのか気になりますよね。

そして受け取った時も見た事がないので、これが本当に調査報告書として良いものか、良くないものかの判断も難しいと思います。

そこで調査報告書について書いてみたいと思います。

そもそも浮気調査の報告書って何?

調査報告書は、対象者(配偶者)と不倫相手の行動が文章と写真で記載されたものです。

契約した調査期間内全てを詳細に記載する探偵社もあれば、何かしら事が起こった場合のみ、詳細を記載する探偵社もあります。

また、契約時にどのような報告書が希望かにより記載内容を決める事もあります。

報告書はどうやったら貰えるのか

ではその調査報告書はどうしたら手に入るのか。

浮気調査を依頼した後に、調査が完了したら報告とともにもらえるのが通常です。

渡し方については、探偵社により様々でもあり、依頼者の方の要望に添った形の探偵社も多いようです。

報告書の内容とは?

調査報告書の内容は、パートナーと浮気相手の行動履歴や人物の特徴、写真などが記載されています。

基本的に、浮気調査中に知り得た対象者(夫もしくは妻)や浮気相手の行動履歴(日付、時間、場所、目的地までのルート等)などが記録されています。

報告書が貰えない事もあるの?

あらかじめ、依頼者の方との取り決め等がない場合は調査報告書をお渡しするのが当然となります。

取り決めがないにも関わらず調査報告書をもらえない、もしくは高額な調査報告書作成費を請求されるなど、悪質な探偵社もなかにはあるようです。

調査報告書に関してのトラブルは意外と多いようなので、事前にきちんと契約内容を確認をする必要があります。

探偵が作る報告書の種類

では次に報告書の種類と内容について説明していきたいと思います。探偵社により、その内容や記載方法に違いがあります。

紙きれ1枚の探偵社もあれば、紙きれ1枚すらない所もあると噂で聞きますので、どのような報告書を渡してもらえるのか事前に聞くと良いですね。

文章と写真で報告!「調査報告書」

浮気調査調査中の対象者や浮気相手の行動が文章や写真で詳細に記録されたものを「調査報告書」といいます。

昔ながらの紙での資料になります。調査期間中の全て行動を詳細に書かれている場合と、接触時のみの行動(事前の取り決め内容に添った)のみ書いている場合があります。

行動が映像で分かる!「DVD資料」

浮気調査調査中に撮影された対象者や浮気相手の映像をまとめたものを「DVD資料」といいます。

動画だからこそ伝わることってありますよね。対象者と浮気相手の親密な関係を裏付ける大きな証拠となります。

行動が音声で分かる!「音声データ」

調査中に対象者に接近したり、接触した際に録音された音声を「音声データ」といいます。

調査報告書の補助資料として使用されることも多いです。

報告書の活用方法

ではそんな「調査報告書」はどのような場面でどのような活用方法があるのか、見ていきましょう。

事実を白状させるために活用

証拠がない状況で浮気について問い詰めたところで、正直に白状する人なんて少ないと思います。

悪いことをしている自覚があるからこそ罪から逃げるために隠そうとする。

しかし決定的な証拠があればどうでしょう?れっきとした証拠がある以上隠し通すなんて不可能です。

罪を認め、白状してくれるかもしれません。弊社に訪れる浮気調査の依頼者さんも、この活用方法が1番多いように思います。

相手との関係を清算させるために活用

浮気が判明したあとの夫婦の形は色々あります。離婚を選ぶ夫婦もいれば再構築を選ぶ夫婦もいます。

もう一度夫婦として向き合っていくために浮気相手との関係を終わらせることを約束させたり、接見を禁止させたりするためにも「調査報告書」は役立ってくれます。

協議離婚を有利に進めるために活用

家庭裁判所を利用せず、夫婦の話し合いで離婚条件を決め、離婚を成立させることを「協議離婚」といいます。

親権や財産分与等、話し合いをスムーズに進めるためにも「調査報告書」は役立ってくれます。

離婚調停を成立させるために活用

離婚について話し合いがまとまらない時やトラブルが起こった時に家庭裁判所の調停によって成立する離婚のことを「調停離婚」といいます。

浮気があった事実を調停委員に示すことが出来れば、有利に調停を進められる可能性が高くなります。

裁判の証拠資料として活用

まずはじめに、「探偵が作成した報告書」というだけでは、裁判で証拠として認められない場合があります。

逆に裁判で使えるかどうかチェックポイントをクリアすれば使える証拠資料となります。

報告書は行動内容(行動記録)・調査期間などが詳しく記載されていなければなりません。

その記載内容の信憑性が高ければ、裁判の資料として認められます。

報告書を受け取った際のチェックポイント

浮気調査報告書の中でも証拠として使えるものと使えないものがあります。

「せっかくお金を払って浮気調査を依頼したのに証拠にならなかった!」なんてことになってしまったら……と考えるだけでも恐ろしいですよね。

そうならないためにも!報告書を受け取った際に必ずチェックするべきポイントをご紹介します。

画像が鮮明ではっきりと対象者や浮気相手の顔が確認できるか

調査報告書で一番大切なのは「第三者から見て浮気をしていると断言できるかどうか」です。

写っているのが誰かわからない写真では証拠にはなりません。必ず対象者や浮気相手の顔がはっきりと写っているか確認してくださいね!

ただし今のご時世ならではですが、マスク姿が日常です。

なかなか顔がハッキリ分かるものを撮るのは至難の業です。

マスクを外した一瞬の写真とマスク姿の時の服装や持ち物を合致させるなど、調査員は日々コロナ禍ならではの工夫を試行錯誤しています。

画像に撮影された日付けや時間が付記されているか

画像に撮影された日付けや時間が付記されているか確認しましょう。

分単位である事も必要です。

例えばホテルなどの滞在時間・回数によって証拠能力に大きな差がうまれます。

そのためにも、画像への日時の付記は重要となります。

場所や日時に間違いがないか

場所や日時の間違いがないか・曖昧な点がないかも確認しましょう。

人間のすることなので場所や日時の記載ミスもないとは言いきれません。

また分かりやすく記載されているかも重要です。第三者が読んで分かりにくい言い回し等がないかも見てください。

その他にも調査にあたった探偵自身の憶測が入っていないかなど「第三者」が見た時に公平な立場でみえているかなども重要です。

報告書の時効

「保証書等と同じ様に調査報告書にも時効ってあるのかな?」と疑問に思いますよね。

ズバリ浮気調査報告書には時効はありません!しかし、不貞行為に対し慰謝料を請求する権利には時効があります。

慰謝料請求をお考えであれば、時効に注意しなければなりません。

まとめ

交渉や話し合いなど、このような話し合いの際に客観的な証拠を示す資料を用意しておくのは重要です。

探偵社の提供する調査報告書を上手に活用すれば、交渉や話し合いが有利に進む事が多いです。

慰謝料や親権、財産分与などご自身が望む条件を有利に得る為にも、調査能力が高く、報告書の完成度が高いところを選びましょう。

浮気調査について調べている時に、『成功報酬制』について気になったことはありませんか?

「証拠が取れるかわからないのにお金を使う勇気がない」

「そもそも成功報酬制ってなんだろう?」

そんな方のために!!!今回は成功報酬制のメリットとデメリットについてご紹介します。

探偵事務所の成功報酬制とは

最初に「そもそも成功報酬がなんなのかわからない」という方のために軽く説明させていただきます!

成功報酬制とは、「調査が成功しないかぎり、調査料金が発生しない仕組み」のことを一般的には指します。

  • ラブホテルに出入りしている写真を撮影
  • 浮気相手の身元を特定する

など、調査内容によって成功の定義は異なります。成功の条件は依頼時の話し合いにより決められることが多いです。

支払いについても、先払いなのか後払いなのかは探偵社により違います。

成功報酬制にはどんな種類があるの?

成功報酬制は、「①完全成功報酬制」と「②成功報酬制(半成功報酬制)」の2種類があります。

①完全成功報酬制

完全成功報酬制では調査が成功した時に成功報酬のみが発生し、着手金や諸経費は不要で調査が失敗した時に一切費用が必要ありません。

②成功報酬制(半成功報酬制)

※着手金が必要なパターン

「完全成功報酬制」であれば調査が失敗に終われば、もちろん着手金や諸経費はもちろん、一切費用が発生しないのに対して、

「成功報酬制(半成功報酬制)」であれば着手金という費用が発生することが多いです。

※諸経費が必要なパターン

着手金同様、「成功報酬制(半成功報酬制)」の場合、諸経費が必要になる事が多いです。

成功報酬制のお得な部分

成果が得られなかった場合費用が発生しない、もしくは必要最低限で抑えられる事です。

証拠が取れなかった時に費用が掛からない

そもそもパートナーが浮気をしているかどうかは実際に明確な証拠や行動を見てみないと判断できない事が多いです。

どんなに浮気を疑っていても実際にはパートナーが全く浮気をしておらず、何の証拠も得られない場合もあります。

そんな時でも成功報酬型の場合は調査費が無駄にならなくて済みます。

もしくは普段は浮気しているのに、調査当日は相手が風邪をひいてしまい急に合わなくなってしまった…そんな時でも調査費がかからないのが成功報酬型の一番のメリットだと言えます。

慰謝料から調査費用を捻出出来る可能性

これは支払いの方法やタイミングに左右される事なのですが、自身が調査費用を捻出する事が難しい場合でも証拠を確実に抑える事が出来れば相手側からの慰謝料を調査費用に充てる事が出来る可能性もあります。

これが出来れば自分の資金を減らすことなく調査を行うことが出来るのでこれも成功報酬制ならではのメリットです。

不正の危険性が低い

不正をする探偵社はないと信じたいです。

しかし実際には、調査費用を受け取っておきながら調査をせずに浮気の事実はなかったと報告する悪質な探偵社が存在します。

こういった悪質な探偵社は最初から調査を行う気がないので、格安の調査料金で依頼者を募っており、騙される人が後を絶たないのです。

では悪質な探偵社に騙されないためにはどうすればいいのか?

答えは簡単で、成功報酬制を選ぶこと。

成功報酬制だと証拠が取れたときにだけ費用を払う仕組みなので、詐欺まがいの被害を避けることができます。

成功報酬制の損な部分

成功報酬制をうまく活用出来た場合のメリットをあげてきましたが、次は当然あるデメリットの部分を見ていきます。

最終的な支払いが高額になる恐れ

安易に成功報酬制を選択した時に、いざ調査が終わり請求された費用を見たらとんでもない金額である事も話に聞きます。

基本的に成功報酬制は平均的な調査費用の相場より高めである事が大半です。

調査が失敗した時に費用が要らない事にばかり注目して、では実際成功した時にかかる費用については細かく聞いておく必要がありますね。

審査に通らない

探偵事務所は成功報酬制で依頼をうけるかどうかを判断するため、依頼内容について事前に審査が行います。

そもそも難易度の高い調査については受けない可能性はもちろん「シロの可能性が高くないか」「成功条件が複数でないか」「調査が達成不可能な難易度ではないか」「他の探偵社に依頼していないか」なども審査項目にあるようです。

調査期間が長くなる場合がある

成功報酬が着地点となるため、調査期間が長くなる可能性もあります。

中には成功報酬制だと調査自体を先送りにされ、ズルズルと調査期間を長くするような探偵事務所もあるようです。

成功報酬制の良くあるトラブルをピックアップ

浮気調査の成功報酬に関するトラブルについてまとめました。

成功のとらえ方が依頼者と探偵で全然違った

成功報酬では依頼者と探偵の考えの相違によるトラブル…なかでも成功に対する定義にズレがある事が少なくないようです。

もちろんきちんと説明をしていない探偵社が悪いですが、依頼者である自身も納得するまで説明を求める事が大切です。

「浮気がないとわかりました」や質の低い成功条件問題など、挙げればきりがありません。依頼前には必ず探偵社と成功の条件についてきちんと確認しておきましょう。

曖昧な条件では受け入れる事はせず、具体的な条件以外は契約をしないようにしましょう。

料金がどんどん加算されてしまった

こちらも成果報酬制であるないに関わらずトラブルになりやすい項目となります。

成功報酬制としてるにも関わらず、交通費や探偵が実際に稼働した時間の料金など別途費用が発生するケースもあるようです。

追加費用が発生するかどうかを事前にしっかり確認しておく事が大切です。確認とともに書類に残す事も忘れないでくださいね。

いつまで経っても結果が分からなかった

成功報酬であることを良いことに、中にはまともに調査を行わずに期間だけが過ぎていくケースがあります。

後回しになる場合や、最悪のケースとしては長引かせるだけ長引かせて、証拠も得られずそれまでにかかった調査費用を請求される事もあるようです。

証拠取りにスピードが必要な場合もあります。こういった事態を避ける為にも調査期間について目安や取り決めをする必要があります。

まとめ

これまで見たとおり、探偵社の成功報酬に関するトラブル件数は結構多いです。

トラブルを避ける為には・成功の定義・発生する可能性のある費用についての確認・調査期間など調査の契約内容の確認などをとことん話し合い、お互いが納得する事が必要です。

成功報酬に拘らず最適な料金プランを選択したり、信用出来る探偵社を選んでくださいね。

探偵に調査を依頼する時に、はてさて何を依頼すればいいのか…。探偵ってそもそも何が出来るのか。と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。

探偵と言えばドラマやアニメ・漫画やゲームのイメージから派手で強引な調査をしているイメージが先行しがちではないでしょうか。

そこまでではなくとも、尾行や張込みがまず思い当たるイメージですね。

という事で今回は探偵が実際に出来る事は何か?逆に出来ない事は何かを分かりやすく比較しながら説明したいと思います!!!

探偵と警察の業務内容の違い

調査というワードからまず思いつくのは警察ではないでしょうか?

という事で探偵と警察の業務内容の違いについて説明したいと思います。

民事問題

まずはじめに探偵が調査を行うことができる範囲は民事問題です。民事問題とは不倫トラブルや雇用トラブル、ご近所トラブルなどですね。

それに対して警察は民事問題ではなく殺人や犯罪などの刑事問題を扱います。

という事で業務範囲に違いがある事が分かります。

調査を行う時期

次にあげる違いは調査を行う時期。

探偵は事件が起こる前に調査を行うことができます。

それに対して警察は事件が起こらないと調査が行えません。

とりわけストーカーの被害や車上荒らしなどは加害者を特定出来る証拠がなければ警察は本格的に調査をする事はほぼありません。もちろん見回りの強化など心がけてはもらえると思いますが。

そのような時、探偵が役に立ちます。

加害者を特定することによって犯罪行為・迷惑行為の証拠を集める事が出来ます。

その証拠を持って警察に届出ることで、警察が調査にスムーズに移る助けになる事があります。

ネットワーク

探偵と警察の出来る事の違いの最後はネットワークです。

警察は他の地域の警察署と連携して密に連絡を取り情報を交換しているということは少ないようです。

探偵は、全国に独自のネットワークを持っている事が多く依頼を迅速に行える事が多いです。

このように、探偵と警察にはいくつか違いがあります。

どちらが正しくて、どちらが間違っていると言う事ではありません。

必要に応じて的確に依頼先を決めることが必要です。

弁護士と探偵との違い

さて次は弁護士と探偵との違いについて挙げていきます。

離婚というワードを考えた時に探偵!と思い浮かぶ人と弁護士!と浮かぶ人に分かれる位、曖昧な認識になっている人も少なくありません。

まず依頼する内容に対しての証拠があるか、ないかで違いがでてきます。

証拠がある場合は弁護士へ依頼する!!!でいいでしょう。

証拠もなく調査する対象者についての情報や不貞行為などを証明するものがないというような場合は探偵事務所に依頼するのがいいでしょう。

弁護士の基本的な業務内容は証拠をもとに調査対象者に事実確認を行います。そして裁判時に依頼人の弁護を行い、裁判を有利に進めていきます。

探偵の業務範囲は裁判を有利に行うための証拠を入手する事です。

  • 探偵に依頼するべきか
  • 弁護士に依頼するべきか

悩んだ時は証拠の有無や量で判断する事をお勧めします。

また探偵は張り込み・尾行・聞き込みに関してはプロなので調査対象者に気付かれることなく調査を行います。

逆に弁護士は事務所で調査を行います。裁判という場の法定で力になるのは間違いなく探偵ではありません。
弁護士です。

探偵ができること

探偵が可能な業務については、2007年に探偵業法が制定され、それまで曖昧であった探偵の業務範囲について法律できっちり決まりました。

探偵業法では探偵が行うことができる業務は「聞き込み」「張り込み」「尾行」やこれらに類する行為のみに決められています。

そして聞き込み・張り込み・尾行に関して、様々なことがその他の法律との兼ね合いを元に決められています。

事件や事故など警察が行うべき調査は行うことは出来ません。

例をあげると、聞き込みの際に調査対象者の住んでいるマンションの住人一人一人に聞き込みを行うことは住居不法侵入という犯罪行為にあたり行うことができない場合が多く、個人情報の取扱いにも配慮が必要です。

当然市役所などで入手できるものではありませんし調査対象者が出したゴミなどから得ることも法律に抵触する可能性があり禁止されています。

よって探偵が出来ないのは張り込み・尾行・聞き込み以外ほとんどのことです。

具体的な例をいくつか挙げてみます。

  • 調査対象者の犯罪歴を調査すること
  • 調査対象者ほ逮捕歴について調査をすること
  • 盗聴
  • 調査対象者の預金の調査
  • クレジットカードの利用履歴の調査
  • 借り入れ状況の調査

などが挙げられます。

また依頼者が調査対象者の居場所を調査するように依頼した時の目的がストーカー行為のものなどの場合は依頼を断ります。

調査を行い報告した際に調査対象者が不利益を被ると考えられる場合は探偵社は依頼を受けることをほぼ断ります。

さいごに

探偵は、基本的に張り込み・尾行・聞き込みとそれに類する行為のみ行うことが出来ます。

探偵が行うことが出来る事は警察が行なっていることや弁護士が行なっていることに非常に親密な関係があります。

今回の記事が皆さまの探偵への依頼への目安・使い分けの参考になれば幸いです。

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