LINEトーク履歴は不倫の証拠になる？ならない？和歌山の女探偵が白黒ハッキリつけます！

皆さんは不倫の証拠を集めている時、もしくは集めたいと思った時に

「そういえば、LINEのトーク履歴って不倫の証拠になるのかな？」
「勝手にLINEのトーク履歴を見たけど罪に問われないかな？」

と気になったことはありませんか？

“ラブホテルに入る瞬間の写真“とかであれば証拠として使える！とわかりやすいですが、“LINEのトーク履歴”は判断が難しいですよね。

ではトーク履歴は証拠となるのか、どうなのか……

【結論】トーク履歴だけでは証拠にならない可能性が高い

最初に結論をから言うと、LINEのトーク履歴だけでは証拠にならない可能性が高いです！

しかし！あくまでも「可能性が高い」ですのでちゃんとした証拠として使える場合もあります！

なぜ証拠にならないのか？確実な証拠とは何か？見ていきましょう。

トーク履歴だけでは証拠にならない理由

ではなぜ証拠にならないのか。3つの項目に分けてご紹介します！

①不貞行為の証拠としては弱い

「不貞」というのは「貞操を守らないこと」をいいます。

つまり、パートナー以外の方と性的関係にある事です。

LINEのトーク履歴だけでは性的関係にある事の証明が難しいです。

例えば「今日の夜ラブホで待ってるね♡」という直接的な言葉ではなく「今日の夜楽しみだね♡」などの曖昧な言葉だった場合。

• もしかしたら飲み会かもしれない。
• 複数の友達同士で遊ぶだけかもしれない。

という様に何が楽しみなのかわかりませんよね。

確実に不倫だと分からない場合証拠として弱くなってしまいます。

②言い訳される可能性が高い

①で例に出したような曖昧な言葉だった場合、「飲み会だ！」と言い訳されてしまう可能性が考えられます。

また不倫関係が分かるような直接的な会話が残っているトーク履歴をスクショして証拠として突きつけたとしても、「偽装だ！」と言われてしまう可能性も考えられます。

③勝手に他人のトーク履歴を見る事の違法性

たとえ夫婦間であっても、個人のプライバシーは保護されますのでLINEのトークを復元、転送したりする事は不正アクセス禁止法に当てはまる可能性があります。

また、最近は「浮気調査アプリ」を使って浮気の証拠をつかもうとする場合とありますが、相手に無断でアプリをインストールするといった行為は不正指令電磁的記録供用罪にも該当する可能性があります。

確実な証拠とは

次に確実に証拠として使えるものをご紹介します！

ラブホテルに出入りしている写真、動画（複数回）

日常生活の中でパートナー以外の異性と2人でラブホテルに入らないといけない場面なんて想像できませんよね。

よっぽどのことがない限り「性行為をするために入った｣と考えるのが普通ではないでしょうか。

しかしここで気をつけて欲しいのが「複数回」です！

万が一の事も考えて絶対に言い逃れが出来ないように、1回だけではなく、複数回分の写真を用意しましょう。

目安は3回以上です！

性行為またはそれに近い行為の写真や動画

不倫の証拠＝性的関係の証明だと思ってください。

性行為の動画や写真は性的関係にないと撮れないものですので確実に不倫の証拠になります。

性行為の場面なんて精神的に辛いとは思いますが、証拠としてはかなり強いと思います。

浮気相手とパートナーが浮気を認めた文書、音声データ

不貞について問い詰める時は録音を忘れずにしましょう。

相手が自白すれば録音していた音声が証拠になります。

また浮気を認めた時に「自認書」を作成すれば浮気の証拠として使うことができます。

トーク履歴のみで証拠になる可能性

トーク履歴だけでは証拠にならない可能性が高いと言いましたが、あくまでも高いと言うだけで証拠になる物もあります。

証拠になる可能性の高いトーク履歴を3つの項目に分けてご紹介します！

性行為をしている場面、相手や配偶者の性器の写真、裸の写真が添付されているやりとり

不倫相手とのトーク履歴に性行為の動画やそれに近しい行為の写真や動画が残っていた場合。世の中にはお互いに性器の写真を送りあったりする方もいらっしゃいます。

そういったトーク履歴は証拠として使うことができます。相手のLINEを見る時は写真・動画を確認することをオススメします。

2人で一夜をともにしたことがわかるやりとり

不倫相手とのトーク履歴に2人が一夜を共にしたことがわかるやりとりが残っていた場合も証拠として使うことができます。

• 2人でバスローブを着ている写真
• 2人でお風呂に入っている写真
• 〇〇のホテルで待ち合わせね→昨日はありがとう
• 今日は嫁（旦那）帰ってこないから泊まらない？など

2人で旅行に行ったことがわかるやりとり

たとえ本人たちが「肉体関係はもっていない」と言い張っても、そのような事実があれば、肉体関係をもったと通常考えられます。

同棲していることがわかるやりとり

こちらも旅行同様、同棲している事実が分かるやり取りがあればですが…そもそもほかの人と同棲しているとなると、こちらが浮気相手だった可能性もでてきますね。

トーク履歴を活用するポイント

トーク履歴を証拠にするのもいいですが、トーク履歴を有効活用する方法もあります。

今回は3つの項目に分けてご紹介します！

トーク履歴をきっかけに自白させる

本人が不貞を認めること以上の証拠はないのではないでしょうか。

きっかけのない状態で問い詰めるよりも、きっかけのある状態で問い詰めた方が逃げにくいと思います。

トーク履歴を自白の材料にするのも一つの手です！問い詰める時は録音を忘れずに。

ただし「勝手に人の携帯を見たなんて最低だ！」と逆上する可能性も考えられますので無理はしないでくださいね。

トーク履歴とラブホテルのレシートやクレジット明細と合致させる

クレジットカードの明細から不倫を疑うこともあります。

怪しいと思った企業名や金額、日時をメモしておいて、LINEのトーク履歴と合致させるというのも一つの手だと思います。

しかしここで気をつけて欲しいのが罪に問われる可能性もあるということです。

• カード明細を本人以外が開封すると信書開封罪
• Web明細を見るために勝手にログインすると不正アクセス禁止法という罪に問われる可能性がある

そのため、明細を見る時は既に開封されているものを見てくださいね。

またレシートを確認することも大切です。

なぜか高級なお店でご飯を食べてたり、女性向けブランドで買い物をしていたり、ということがわかるかも知れません。

ただし最初からレシートを貰わない可能性やすぐに捨てている可能性もあるので難しいかもしれません。

トーク履歴を元に浮気相手を特定する

会話をしていれば名前を呼ぶ瞬間ってありますよね。

それはLINEでも同じです。

トーク履歴から名前や相手のプロフィールについて特定できるかもしれません。

相手の顔や勤め先が分かれば浮気調査も慰謝料の請求もしやすくなります。

確実な証拠を掴むために必要な事

トーク履歴を浮気の発見に役立てる

いっその事トーク履歴を証拠として考えるのではなく、証拠を掴むためのきっかけと考えてしまうのもアリだと思います。

浮気相手の身元の特定に繋げたり、怪しい日時やよく行くホテルの特定に繋げたりと活用することでより多くの証拠を掴めるかもしれません。

弁護士さんに相談する

法的な観点でのアドバイスを求める事により、トーク履歴を有効活用できます。

探偵事務所に依頼する

トーク履歴は大きな情報源です。

また沢山の情報があれば依頼費用も抑えられます。トーク履歴を元に法的にも確実に認められる証拠を探偵に入手してもらいましょう。

まとめ

LINEのトーク履歴は使い方次第では不倫の証拠になりえます。

せっかく集めた証拠が認められなくなってしまうことを防ぐためにも、落ち着いてよく考えて行動しましょう。

感情的になってしまって、よく分からないまま行動せず不倫相手に、確実な慰謝料請求を行いましょう。

不倫の証拠集めや慰謝料請求でお悩みなら、些細な事でも大丈夫ですので、お気軽に弊社にご相談ください。